2021年早々、自粛期間をどう過ごす?

今年のお正月は生まれて初めて一人で過ごしました。

年末から急に1日のコロナ感染者数が800人を超えるようになってしまい、実家に帰るのを急きょ取りやめることにした次第です。私のアパートの人たちも皆さん帰省せずに在宅されているようでした。

東京、神奈川、千葉、埼玉を対象にとうとう2回目の非常事態宣言が発令されそうです。前回の宣言期間中は毎日変わらず出勤していたものの、今回は休職中のため、嫌でも一人在宅の内省強化月間となりそうです。

前回友人や家族と食事したのは確か11月の最終週。一人でいるのは平気な方だけど、こんなに長く友人や家族と会わないのは初めて。そして更に記録は更新が続きそう・・

大丈夫かな?

先が見えない道の入り口に立っている気分で不安といえば不安ですが、私だけでなく、お隣さんも世界中みな似た心境のはず。そう思えば心強いと自分に言い聞かせてます。

 

年末年始も穏やかな天気に恵まれたおかげで、多摩川の上流、下流、橋を渡って対岸へ、とにかく黙々と1日2時間近く歩き回ってました。歩くと余計なことを考えずに済むし、身体も頭もスッキリします。

そして部屋では読まなくなった本や気分に合わなくなった衣類の整理してせっせとメルカリに出品。15点出品して売れたのは5品。販売額は微々たるものですが、眠っていた品々が、誰かに再利用してもらえると思うと、これまた気分が良いものです。

 

これから先も当分続きそうな自粛期間。ウォーキングとメルカリ出品、このブログを続けるとしても、工夫や変化、そして人と交流する要素を加えていかないと厳しいと感じています。今までは外に答えを求めてあちこち検索したり、出かけているうちに気が紛れていたところ、今回は必死に自分の内側へ「私にとって人生を楽しく過ごす術は何?」「幸せな人生を過ごすためにはどんな仕事を選べばよい?」としつこく問いかけ中。思い付きのようにフッと浮かんでくることもありますが、それが魂の望んでいるものなのか、エゴなのか、わからなくなってしまう。わからなくなるってことは、まだ確かじゃないんだろうな・・。あきらめず、自分へ問いかけ続けます。今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

 

2020年最後に観た映画「ソウルフルワールド」

12月25日からディズニープラスで独占配信が開始したアニメーション映画「ソウルフルワールド」。この映画を観たくて、ディズニープラスに登録してしまいました。

 惹かれた理由は、Pixerアニメでスピリチュアルってどんな映画だろう?という好奇心。動画配信しかしないというディズニー戦略にまんまと乗ってみることにしました。

 

以下、おススメポイントと感想

 

 「おススメポイント」

*ニューヨークのリアルで緻密な映像!見入ってしまう

対比して魂の世界は淡い色調でシンプル?プリミティブな曲線表現。だけどとっても神秘的。どちらかだけだと飽きちゃうところ、うまい具合のコンビネーション~さすが~

 

*音楽

本格的なジャズピアノとサクソフォーンの演奏!かっこいい!

 

*哲学的でスピリチュアルなテーマ

人間にとって未知の世界、生まれてくる前と亡くなってからの世界がわかりやすく表現されている。スピリチュアルな本を読んでいる人にはすっと入ってくるし、子供もイメージしやすいと思う。さすがディズニー・・いやいや監督のピート・ドクターのアイディアの賜物。(同監督はインサイドヘッドという映画でも心理学で学ぶ脳内で起こる感情の暴走やコントロールを上手にキャラクター化し表現していた)

作品中微妙に商業的ニュアンスもあったけど、和訳のせいかもしれない。次は英語でも見てみたい。

 

「感想」

ディズニーは家族愛全面押し作品が多い中、「生きる意味とは?」という普遍的で本質的な問いかけのテーマが新鮮。(超個人的意見で恐縮ですが、家族愛で終わる作品はもうお腹いっぱい・・)目に見えない魂が主役になる映画ってすごい!シンプルに新しい視点の映画が見られて嬉しかった! 

作品中で「生きる意味=きらめき」を見つけられない魂22番は人間に生まれたい、と思えないわけだけど、既に人間に生まれてきているのに、「きらめき」と呼べる大好きな趣味、天職のような役割や使命を見つけられず焦燥感を感じているそこのあなた!

私も常に焦りと共にありました。そして中年も後半に差し掛かり、焦りがついには諦めというカタチに変化していく入口に立っていたところです。

この映画の最後、主人公ジョーの台詞に救われ、心がストン。と軽くなりましたよ。

 2021年は魂の存在を意識して、魂が喜ぶ生き方を選択していこう!

きっと見える世界も変わってくるはず!

どうぞ良いお年を!

 

ラジオ聞いてますか?

在宅勤務される方々が増え、作業中にBGM替わりにラジオを聞く人が増えたそうですね。

私は最近RadikoでFMの深夜番組を日中聞いて楽しんでます。

深夜番組は語り口が静かで時代に流されていない選曲が多いので落ち着きます。

年末の恒例となっている小説家村上春樹さんや沢木耕太郎さんの番組はラジコで繰り返し聞きました。

 

沢木耕太郎さんは代表的作品に深夜特急があるように、旅人作家として知られていますが、今年はさすがに一度もパスポートを使用しなかったそうです。今年は旅の代わりに本をいくつか出版されて忙しかったとのこと。ラジオでもいくつか旅の思い出を話されていたんですが、聞いていてハッと手が止まったのは、旅で後悔したことはずっと澱のように身体(頭)に残っていて、それを文字にして文章にして、本にして、発信して、ようやく身体から消化(昇華)され、消えていくんだそうです・・。ふぅぅむ。なるほどねぇ。

消化していかないと、身体や頭はドンドン重くなって先に進みにくくなってしまいそうですもんね。発信することの大切さ。分かりやすい例えです。

私にとって旅とは離れた場所へ行く喜び、好奇心を満たし、普段忘れていた感情の変化を味わい、感動する。その感動を日常の糧としてまた現実の生活に戻っていくという繰り返しでした。ところが日常から離れられなくなった今は、さてどうしよう。です。

そもそも旅をすることは楽か?と聞かれれば、面倒だしお金も時間もかかる行為です。それでも人が旅を好きなのは、日常を離れることで自分を客観視したり、ちょっとハードな旅なら自分の危機管理能力を試したり、いつもと違う自分に気づく機会を与えてくれる行為だからなんだと思います。

旅は自分だけの生活の潤滑油でしたが、沢木さんの話を聴いて、そうだ、私は旅で味わったたくさんの感情がまだ自分の中に澱として積み重なっている・・その一歩先、味わったことが全て財産になっていることを経験したい・・。そのために発信(消化)いくのがいい。そしてまた次へ進む、ここから先はそんな生き方をして行きたいと思ったのでした。聞き終わった後は満足感でいっぱいになりました。ラジオって映像がない分、発言に集中にできるのが良いですよね。

 

ちなみに村上さんの番組は音楽がメイン。村上さん所有の古いアナログレコードから選曲して流してくれてました。私は音楽通ではないので、村上さん選曲というだけでおしゃれで通好みに感じてしまいます。村上さんも旅好きで紀行文をよく書かれていますよね。好きで何冊か所蔵し繰り返し読んでいますが、この冬は沢木さんの紀行文も読んでみようと思います。今日はこの辺で。。

今読みたい本 紀行エッセイ「犬が星見た-ロシア旅行」

休職を機に心の整頓記録としてブログを始めましたが、書きたくない日、ネタがない日、心の移ろいもあっちへいったりこっちへフラフラの毎日です。苦笑。

ネタがない日は小さい頃からの唯一の趣味、読書。本について書くことにします。

 

今読んでいるのは、武田百合子さん著「犬が星見たーロシア旅行」。

私の大人になってからの趣味は海外旅行でした。20代、30代は年に2~3回は海外旅行をし、海外出張もあったので訪れた国は20か国を超えました。この10年は海外へ行く機会はぐっと減り、2-3年に一度程度でした。そして現在のコロナの影響。当面海外へ行くことは難しそう・・インターネットで繋がりやすくなった世界ですが、時間をかけてその地に赴き、自分の足でその地に立ち、現地の空気やにおいや音を肌で感じる感覚、、インターネットでは得難い体感と実感が海外旅行にはあります。できないと思うと思いが募り、最近は紀行文ばかりを選んで読んでいます。

 

犬が星見た」は1969年にシルクロードを経由してロシアへ行くツアーに、武田百合子さんがご主人で作家の武田泰淳さん、ご友人の作家竹内好さんと参加した際の旅行記です。

私もウズベキスタン、ロシアへ行ったことがあったので、旧共産圏特有の灰色でいかつい感じの建物や空港、不愛想な職員、反面色彩豊かな街中の市場や中近東からアジア、欧州の様々な人種の人々の顔つきや服装の様子を思い浮かべつつ読みました。紀行文は行ったことのない国を知る楽しみもあるし、過去に行ったことのある地の場合には、脳内で現地映像を再現できるという楽しみもあります。武田百合子さんの文章は切れがあって読みやすい。正直で辛辣。そして独特な表現にユーモアがある。箇条書きされた食事メニュー(どれもみなご馳走ではない・・)、トイレ事情など、飾らない現地の日常の様子が目に浮かぶ。でっぷりと太った女性がトイレに駆け込んで勢いよく用を足す様子や目つきの悪い狂暴そうなカモメの横顔の描写など、率直過ぎておかしいのなんの。犬が初めて星を見たら、へぇぇぇすごいなぁぁぁ面白いなぁと感動するんじゃないかという様がこの本のタイトルになっているそうです。(本を手に取ったときは旧ソ連の宇宙ロケットに乗せられた犬のことかと想像してましたが、違いました。)

旅先の風景や人々やツアーの仲間との会話に純粋な興味と好奇心をもちつつも、感傷的にはならず、百合子さんオリジナルの切れの良い言葉でさらりと描写しその場から立ち去る。冷静で賢い人なんだろうなぁ好きだなぁ。

紀行文を読むと、実際に見て聞いて食べてお腹を壊したりする経験は、確実にその人の肥やしになり、またその経験を紀行文という文字に変換することで、肥やしの部分を財産に変え、他人と共有できることが出来るんだと思う。肥やしって表現がトイレをひきずってますね、すみません。笑。

 

私もこれまでの経験(肥し)を変換する表現を見つけたい!

切に願う2020年クリスマスです。 

今日はこの辺でおしまい

 

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文庫本になってますよ

 

長谷川町子記念館へ

12月22日(火)

午前中からヨガへ行き、シャバ―サナでは頭を空っぽにしてスッキリ。

ヨガの後、以前から行ってみたかった長谷川町子記念館へバスで行ってきました。

 

サザエさんの作者、長谷川町子さんは3姉妹で出版社を経営されていたんですね。

だから出版社名は姉妹社。あったかファミリービジネス。実際はわかんないけど。

サザエさんは新聞に掲載されていたこともあり、時事ネタが多くて私もぼんやりとしか知らない昭和の世相を知ることが出来て面白い。平成生まれの甥や姪も実家のサザエさんの漫画を読んでいたので、時代を超えて愛される漫画。

記念館にはサザエさんの他にも意地悪ばあさん、エプロンおばさん、意地悪クッキー(犬の漫画!)などのシュールな風刺系と動物の絵本作品がある。町子さんは動物が好きなんでしょうね、サザエさん家には猫のタマがいたし、隣の伊佐坂先生の家にはハチがいたしね。犬好きの私としては、今回初めて知った「意地悪クッキー」に興味津々。

これからいろいろ調べてみよう・・。

記念館の来訪者は私を含めて2-3人くらい。。とてもとても静かでした。せっかく今年7月にリニューアルオープンしたのに、まさかのコロナでこの先の運営が気になるところです。町子さんが手直した漫画の原画が展示されているほか、壁に電子落書きができる体験コーナーがあったり、昭和のお茶の間が再現されていたり、お子さんたちが楽しめるよういろいろ工夫されてました。私は滞在時間90分のうちほとんどを漫画の原画をみて笑ってました。サザエさんグッズの販売コーナーはテレビアニメのサザエさんではなく、味のある原画版サザエさんが中心です。ポストカード(四コマ漫画入り)の種類が豊富!悩んで迷って8枚を厳選購入。大満足して帰宅。

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色褪せないサザエさん

 

2020年 待望の冬至(休職7日目)

12月21日。今日も東京は冬晴れの1日でした。

そして今日は冬至木星土星の最接近・・スピリチュアルと占星術の視点では記念すべき時代の転換日!

2020年が時代の変革点だったことは、すでにコロナの影響で実証されてしまいましたね。

世界的には人の移動が減って益々インターネットでのビジネスや交流が進み、働き方や生活スタイルが大きく変わりましたね。個人的な影響は人それぞれと思いますが、私の場合は仕事で行き詰ってしまい、生活のために仕事を選ぶという考え方を変える時期なのだと痛感しました・・。

この先は思いが現実化するスピードが早くなるのだそうです。願いが叶うのと同時に嫌だなと思うことも現実化してしまうってことです。これには緊張感が走ります!

もともと人生は真剣勝負なんですよね。そこに気づかされた2020年でした。本音で生きる、自作自演の人生ドラマ。幕開けです!いざ~

 

 

 

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写真では分かりにくいですが、接近した木星土星が見えました

ヨガ鷲のポーズと木星と土星(休職6日目)

 

今日は朝からヨガスタジオへ赴き、懐かしい先生のレッスンを受けました。

今日のメインアーサナ(型)はガルーダ(鷲のポーズ)。

両手と両足をそれぞれ絡めてバランスを取り集中力を高めるポーズです。また肩こりに効くと言われています。途中何度かふらついてしまったけど、首から肩にかけての筋肉にボッと熱くなる感覚があり、その後頭がフッと軽くなりました。

私は身体が固いのですが、こうして少しでも意識して動かした筋肉が反応するのを感じることが出来るのは、純粋に嬉しい、楽しい!固いながらもヨガを続けていこうと思えたレッスンでした。

 

さて、明日は冬至だし夜空では木星土星の接近も見られますね。

会社に行けなくなってから、夕方の散歩に行くようになり、南西の空を仰ぐと、大きく輝く惑星(木星)とその後ろに輝く(土星)が、どんどん近づいていくように見え、目を見張る美しさなんです。(実際には木星土星は近づいているわけじゃなくて、見る側の地球の位置が移動してるらしいですね)

明日が最も最接近する日で、木星土星の超接近は397年ぶりだそうです。

この時代に生まれてきた人たちへの宇宙からの壮大なギフトですね~。

あ~明日も散歩が楽しみです。それでは今日はこの辺でおしまいです。