読書 1月に読んだ本

2021年に入って読んだ本(読み途中もあり)

1.「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」エックハルト・トール

2.「旅する力ー深夜特急ノート」 沢木耕太郎

3.「古くてあたらしい仕事」 島田潤一郎著

4.「猫はしっぽでしゃべる」 田尻久子著

 

本は何冊かを平行して読むのですが、今は休職期間中ということもあり、好きな紀行文、スピリチュアルな本に加え、仕事と生き方について書かれた本を自然と選んでいました。私の場合は紀行文とスピリチュアルの本は何度も読み返すので、購入することが多く、それ以外は図書館で選びます。

 

(スピリチュアル)

1.「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」 エックハルト・トール

この冬目下取組んでいる断捨離の一環で10年前に買ったコートをブックオフで売却し、その代金の一部でブックオフで購入。お金の循環を実感できた体験もよかった。笑

この本は続編の「ニューアース」をすでに読んでいたので、存在は知っていたのですが、こちらの方がわかりやすい。人は過去と未来という時間に縛られ、その固定観念による思考や記憶で自分を作り上げてしまっているけれど、それは本当の自分ではない!と伝えています。この本に気づかされ、また実体験で思い当たることも多く、既に読み終わったものの、毎晩寝る前に読み返したくなる聖書のような存在になってしまいました。

(紀行文)

2.「旅する力ー深夜特急ノート」 沢木耕太郎

昨年末に沢木さんのラジオを聴いて、読んでみようと思い、1月2日に蒲田の有隣堂で文庫本を購入。これまで一度も読んだことなかったので、初挑戦。深夜特急はドラマにもなり、媚びないジャーナリスト、カッコよくて、センスがよくて、旅好きな男子憧れの作家さんというイメージがあり、自分には縁遠いと思って読んでいなかったのですが、令和の今では、昭和生まれの私でさえ、濃厚な昭和の時代が異世界のようで新鮮に感じられます。

 

(図書館で借りた本)

3.「古くてあたらしい仕事」島田潤一郎著

著者の島田さんは苦しい就活生活の果て、ひとりで出版社を立ち上げ、10年続けてこられたご自身の体験を綴った本です。読んでみて、本を買って読むということの意味、自分らしく仕事をすることや、人気や話題を重視したマーケティング社会に思うことなどなど、共感することが多く、仲間を見つけた!と思える嬉しい発見の本でした。出会いは図書館でしたが、島田さんの出版する本を手に取ってみたい、また島田さんの扱っている本屋さんに行って色んな本と出合ってみたい、とやりたいことが次々と生まれた一冊でした。

 

4.「猫はしっぽでしゃべる」著者の田尻久子さんは熊本市内で小さな本屋さんを経営されており、熊本に住んでいた頃、私も何度か本を買ったことあり、今は移転されてしまったそうですが、お店の雰囲気を思い出し懐かしく拝読しています。そういえば、久子さんのお店で買った本は紀行文でもスピリチュアルでもなかったですが、また読み返したくなる本(谷川俊太郎さんの詩集と海外小説)で引っ越し後も本棚にきちんと残してあります。今はどんな雰囲気のお店になったのかな?島田さんの本も扱っているんかなぁと想像して、また熊本へ行きたいなぁと思ったり。

 

Jwaveのラジオ番組タイトルにTraveling without moving ってありますけど、読書で記憶と呼び起こしたり未来の旅気分を味わい、スピリチュアルで思考や過去や未来の時間から離れて魂に戻る。現実世界はコロナ渦の緊急事態、外出自粛ですが、目に見えるものや思考に振り回されないよう、淡々と一日一日を過ごしています。

f:id:Vivamylife:20210125122203j:plain

2021年1月 発見をくれた本のみなさん