小さなおまけ

2月は誕生月なので、いつも以上に自分に甘くなります。笑

先日はチェコ絵本を3冊も大人買いしてしまい、今日は滅多に買わない果物を買いました。私は赤い果物が好きなんですが、その筆頭がイチゴ。2月のイチゴはハウスもので甘くて美味しいんですよね~今日のはとちおとめ。早速食べようとパックを開けたら、2段目にこんなカワイイおまけがついてました!

f:id:Vivamylife:20210207213043j:plain

チビいちごがついてきちゃってる。笑

嬉しいおまけ~ありがとう~

ハマってしまいました・・

先月末にお邪魔した古本屋さんのレジ横に同じ区内のセレクト書店のショップカードを見つけました。住所をみたら、以前住んでいたアパートのすぐ近く・・眺めていたらお店の方から、アート関連の素敵な本がたくさんおいてありますよ、と勧めていただきました。今の私は時間がたくさんあるので、早速訪問するしかない!

 

自宅から徒歩30分。今回は散歩を兼ねて歩いて行ってきました。

(前回の古本屋さん探検では、シェアサイクルを利用したものの、時間が気になってしまい、併設されていたカフェ利用をあきらめたにも関わらず、帰宅途中でスーパーに寄り道して施錠した後、携帯の充電が切れてしまい、開錠のパスコードがわからなくなり、結局電車で行くより料金かかってしまった・・。寄り道する用事にシェアサイクルは不向きでした・・泣)

 

さて、今回のセレクト書店の店先に並んでいる本はカラフルな絵本や雑誌。綺麗な古本。中に入ると、海外の絵本がたくさん並んでいます。小さなお子さん向けの椅子も置いてある。絵本はヨーロッパのものが多い・・そして私の好きなチェコアニメの絵本もあるある。。おもわずワクワクして手に取ってしまう。まずチェコの絵本を手に取った私のテンションにお店の人も気づいてくれ、チェコのアニメになっている絵本を棚から次々と出してくれます。

チェコアニメは一昨年阿佐ヶ谷のミニシアターで知り、私の大好きな世界観のひとつ。チェコ語は分からないのに、ゆるくて素朴でかわいいキャラクター、くすみ色の配色も落ち着く。ストーリーは日常のようなファンタジーのような、淡々としていてオチもないから眠くなる。正直万人向けではない。チェコでは本当に寝る前にアニメを見る習慣があるのでしょうか?ミニシアターのチェコアニメキャッチコピーは「おやすみアニメ」でした。笑 眠くなる要因の一つ、ナレーションが全部おじさんの声だったり、突っ込みどころ満載で拍子抜けして心がほっこりする。

お店の方のチェコ絵本への愛情は深くて熱く、昨年現地へ足を運び絵本買い付けをされたそう。紙の手ざわりや印刷のにじみや社会背景(旧ソ連下でも国営出版社が真剣に文化を継承していたからこそ、美しい挿絵の多い絵本が多く残っているそうだ)のお話を聴きながら、私も実際にページをめくったり紙をなでているうちに、アニメの原点となったいた絵本が私にとっても大切な宝物へと変化をしていきました。こうして対面でお話を聴きながら本が買える幸せ。。なんて贅沢なんでしょう。。

こうしてお店の方のチェコ絵本への情熱の灯が、私の心にも灯り始めました。

2週に亘って本屋さんへ通い、吟味に吟味を重ねたうえ、自分への誕生祝を言い訳に、3冊を購入させていただきました。

f:id:Vivamylife:20210207213125j:plain

けしのみ太郎・・キュートすぎる・・

 

f:id:Vivamylife:20210207213536j:plain

作品名不明。

f:id:Vivamylife:20210207213750j:plain

こちらも作品名不明。チェコ絵本ではメジャーなクルテクにちょっと似てるかな

既に何度も見て眺めて触ってニコニコ笑顔になっています。記念すべき誕生祝となりました。

前回お邪魔した古本屋さんといい、純粋に本がお好きな店主さんが経営されていて、こだわりはあるのに敷居が高くなく本探しの居心地が良い。大型書店では見つけられない個性光る本の選書と配置、また良心的価格でおいてくださり、有り難いです。コロナ渦で電車に乗るのが躊躇われる昨今、神保町や荻窪にいかずとも身近に素敵な本屋さんが見つけられたことが何よりうれしい・・。1月に図書館で借りた本がきっかけで通いたくなる古本屋さん2軒とつながり、チェコの絵本に出会う。2021年は幸先上々です。笑


 

 

 

2月の読書予定

先月久しぶりに図書館で借りた本がきっかけで、私に読書ブームが再来しています。笑

きっかけとなった本は島田潤一郎さんの「古くて新しい仕事」と田尻久子さんの「猫はしっぽでしゃべる」です。この2冊、図書館では本の仕事という分類の棚に並んでいました。本好きが高じてお仕事にされているお二人ですが、島田さんは就活がうまくいかず、とうとう会社員になることを諦めひとり出版社を立ち上げられ、田尻さんはカフェ経営していたものの、お隣に空きがでたのを機にカフェで置き場に困っていた本が気になっていたそうで、本屋をつくることになったそうです。現在の本に関わるお仕事にたどり着くまでの経緯は振返ってみると自然の流れのような、でもやっぱり事実は小説より奇なりだな、という成り行きが面白く、お二人ともどちらかというと万人受けしないこだわりの本を選書するセンスも似ておられます。そして不器用そうなお人柄に好感が持てました。不器用な人は嘘がないですね。お二人とも自分の言葉を紡いでいる。そこに惹かれました。久々に気持ちよく読書って楽しいなあ~と思えた本でした。

 

近年本を読む量が激減したのは何故だったかな?と思い返すと、読書って受け身で能動的じゃないから堂々と趣味って言えないよなぁ、読書が仕事に繫がっているわけでもなく、アウトプットのないインプットって意味あるのかな・・という悲観的な自分がいて、少し遠ざかっていたのも事実です。具体的に、能動的に何かを創り出して発表したり、発信したり、誰かと一緒にセッションしたり、自己表現する趣味を見つけたい、と長年色々試したりあきらめたりの繰り返しをしていました。先月読んだもう一冊の本、「さとりをひらくと人生はシンプルで楽なる」で自己表現しなきゃいけないと思い込んでいた自分は他人の目を意識したエゴであって、本当の自分ではないんだと気づき、自己表現は目に見えるものだけじゃないんだと、考えられるようになりました。

 

そして、上述の不器用なお二人(何度も失礼な・・)の本から、そうだ、読書に没頭してもいいんだ!とにかくとことん読書してインプットしたら、嫌でも、いや必然的に、アウトプットできるようになるんじゃないかと、学ばせてもらったような気がします(もちろんお二人にはそもそも書く才能がお有りだったと思うのですが、勝手に私自身を鼓舞するための感想です。。ご了承ください。)こうして自分を肯定したらスッキリ。もっと生活に読書の時間を作っていこう~と私の24時間を再編成をすることにしました。早速動画配信ディズニープラスは退会し、テレビ時間を30分程度に削減。

読みたい本は本好きのお二人の著作の書籍リストを参考にさせていただき、区内にある古本屋さんへシェアサイクル(初の試み!)を利用して出かけてみたり、読み途中の本が手に取りやすいよう部屋に新たに本を置くスペースを設けてみたり、新しい試みが楽しくポンポンつながるここ数日です。ブログに読書感想もあげていきたいと思います。

f:id:Vivamylife:20210202215903j:plain

2月に読む予定の本たち 古本と図書館から借りた本

 

 

 

 

 

 

まさかの断捨離!?

年が明けて早1か月。今日は2月2日節分です。明日は立春

月の満ち欠けを基準とした旧暦では、2021年の旧正月新月の2月12日だそうです。この日は奇しくも私の誕生日・・。風の時代の幕開け2021年の旧正月が自分の誕生日と重なるとは、、、光栄すぎます。玄界灘の荒波にもまれる魚のように身が引き締まる思いです。

 

休職在宅期間、立春までに断捨離を終えよう!そして次のお仕事ライフのとっかかりを見つけるぞ!と気合を入れ、身の回りを整理し、改めてメルカリ出品を楽しんですらいたのですが、立春の2日前、他に整理しておいた方が良いものはないだろうか、、と再点検をしていたところ、そうだ、そろそろ携帯電話の機種変更をしておいた方がいいかもしれない、と思い立ちました。機種変前のお約束、データバックアップを試みたところ、何度やってもエラーのメッセージ。あれれ?これってやばくない?iphoneの場合、バックアップが出来ないと新しい携帯への情報引き継ぎルートがないんですよね!?

まさか携帯電話データすべてを断捨離!???

じぶんはスマホに依存していない方だとおもっていましたけど、生活の便利ツールのほとんどがアプリ仕様。頼りまくってました。衝撃は大きいですが、超ポジティブに考えれば、今は休職状態だから仕事取引でだれかに迷惑をかけることはないし、比較的ダメージは少ない方かもしれない。まさかの展開になってしまい、穏やかな日常に急きょ激震が走ってしまいましたが、余裕のある今、気づけてよかったと、なんとか平常心を保っています。とほほ。

 

読書 1月に読んだ本

2021年に入って読んだ本(読み途中もあり)

1.「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」エックハルト・トール

2.「旅する力ー深夜特急ノート」 沢木耕太郎

3.「古くてあたらしい仕事」 島田潤一郎著

4.「猫はしっぽでしゃべる」 田尻久子著

 

本は何冊かを平行して読むのですが、今は休職期間中ということもあり、好きな紀行文、スピリチュアルな本に加え、仕事と生き方について書かれた本を自然と選んでいました。私の場合は紀行文とスピリチュアルの本は何度も読み返すので、購入することが多く、それ以外は図書館で選びます。

 

(スピリチュアル)

1.「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」 エックハルト・トール

この冬目下取組んでいる断捨離の一環で10年前に買ったコートをブックオフで売却し、その代金の一部でブックオフで購入。お金の循環を実感できた体験もよかった。笑

この本は続編の「ニューアース」をすでに読んでいたので、存在は知っていたのですが、こちらの方がわかりやすい。人は過去と未来という時間に縛られ、その固定観念による思考や記憶で自分を作り上げてしまっているけれど、それは本当の自分ではない!と伝えています。この本に気づかされ、また実体験で思い当たることも多く、既に読み終わったものの、毎晩寝る前に読み返したくなる聖書のような存在になってしまいました。

(紀行文)

2.「旅する力ー深夜特急ノート」 沢木耕太郎

昨年末に沢木さんのラジオを聴いて、読んでみようと思い、1月2日に蒲田の有隣堂で文庫本を購入。これまで一度も読んだことなかったので、初挑戦。深夜特急はドラマにもなり、媚びないジャーナリスト、カッコよくて、センスがよくて、旅好きな男子憧れの作家さんというイメージがあり、自分には縁遠いと思って読んでいなかったのですが、令和の今では、昭和生まれの私でさえ、濃厚な昭和の時代が異世界のようで新鮮に感じられます。

 

(図書館で借りた本)

3.「古くてあたらしい仕事」島田潤一郎著

著者の島田さんは苦しい就活生活の果て、ひとりで出版社を立ち上げ、10年続けてこられたご自身の体験を綴った本です。読んでみて、本を買って読むということの意味、自分らしく仕事をすることや、人気や話題を重視したマーケティング社会に思うことなどなど、共感することが多く、仲間を見つけた!と思える嬉しい発見の本でした。出会いは図書館でしたが、島田さんの出版する本を手に取ってみたい、また島田さんの扱っている本屋さんに行って色んな本と出合ってみたい、とやりたいことが次々と生まれた一冊でした。

 

4.「猫はしっぽでしゃべる」著者の田尻久子さんは熊本市内で小さな本屋さんを経営されており、熊本に住んでいた頃、私も何度か本を買ったことあり、今は移転されてしまったそうですが、お店の雰囲気を思い出し懐かしく拝読しています。そういえば、久子さんのお店で買った本は紀行文でもスピリチュアルでもなかったですが、また読み返したくなる本(谷川俊太郎さんの詩集と海外小説)で引っ越し後も本棚にきちんと残してあります。今はどんな雰囲気のお店になったのかな?島田さんの本も扱っているんかなぁと想像して、また熊本へ行きたいなぁと思ったり。

 

Jwaveのラジオ番組タイトルにTraveling without moving ってありますけど、読書で記憶と呼び起こしたり未来の旅気分を味わい、スピリチュアルで思考や過去や未来の時間から離れて魂に戻る。現実世界はコロナ渦の緊急事態、外出自粛ですが、目に見えるものや思考に振り回されないよう、淡々と一日一日を過ごしています。

f:id:Vivamylife:20210125122203j:plain

2021年1月 発見をくれた本のみなさん

 

Eテレ100分de名著_資本論 ものすごくハッとする

休職してから早1か月が経ちました。

この1か月間、のんびり過ごすことに徹する!と決断し、

資格の勉強なども一切せず、規則正しい生活の中で散歩したりヨガをしたり、読書をし瞑想をして過ごしています。

もし退職をしていたら、早々に求職活動を始め焦っていただろうと思いますが、こうして焦らずに過ごせているのは休職という身分であることの他に、もう同じような労働の仕事を選んで心身疲弊し辞める人生は繰り返さない・・と決断したことです。

 決断したとはいえ、やっぱり早く仕事をしなくては、、と焦る日もあるのですが、2021年1月から放送されているEテレの100分de名著「資本論」を観て、

私が選んだ決断は、多くの人たちが同じく感じていることなんだと改めて知り、自分一人ではない、という気持ちになれました。

 

番組でも言われていましたが、ここ数年は非正規雇用の割合が過半数を占めるようになり、消費の場もファストファッション、100円ショップ、ドラッグストアの店舗数からしても歴然ですが、自分も含め、20年前とは確実に大多数の所得が減ったことによる消費の変化を実感します。

 

番組第三回目のタイトルは「イノベーションがくそどうでもいい仕事を生む」でした。イノベーション=効率化。これまでずっとGoodWardと思ってました。。単純作業や手間のかかる仕事を効率化し作業時間を短縮したりミスを減らして早く帰れるようにする。理想的な側面だけを捉えていました。

ところが、早く帰れる分、別の仕事もやらなければいけなくなったりする。また作業工程をマニュアル化して誰でもできる仕事にする。これも仕事をわかりやすくするために良いことだと思い込んでいました。ところが、誰でもできるということは、その人の能力や技術を奪うことなのだと、番組では解説されており、これはショーゲキでした。何故なら、私の仕事は常にマニュアルを作ること、、誰でもできる仕事にすること、、だったからです。

新しく入ってくるスタッフに業務説明をするとき、マニュアルがないとものすごく不便ですし、新しく入ったスタッフは職場にマニュアルがないと、この会社はちゃんとしてない、と判断するでしょう。仕事を引き継いでいく、という点でマニュアル化するメリットは十分以上にありますが、それは反面、誰にでもできる仕事にするということでもあります。効率化、無駄をなくす、最短の手段でこなす作業。そのマニュアルがあれば、専任がいなくてもできるということになり、スタッフ一人ひとりの仕事に対する責任感が希薄になっていってしまう結果を招いているような気がします。

私のいた職場はそこまで殺伐とはしていませんでしたが、業務でイレギュラーがありマニュアルと違うことが発生すると、スタッフの時給を上げなきゃいけなかったり、ふてくされたりとか、悪いことではないんですが、すぐに権利を主張するスタッフの態度に違和感を覚えることは多かったです・・。

 

そして、いまこの番組を観て、この違和感の出どころは、マルクスが警告していた資本主義の危うさなのでは!?と気づかされた次第です。

マニュアルを与えられたスタッフは安い時給(決して安くはなかったですが・・)でつまらない労働をさせられているという被害者意識をあらわにし、私のような中間管理の立場はスタッフの労働を穴埋めをするという更なる労働が積み重なり心身を疲弊させるのだと・・。

 

100分de名著「資本論」来週は最終回。タイトルは『豊かな労働へ』です。

今この現実社会で生活していくにあたり、マルクスの「資本論」からどんな新しい解釈を解説してくれるのか、次回放送が楽しみです。

 

 

1月11日 わんこの日に思い出す

1月11日はワンコの日です。わんわんわん。

私が犬を飼っていたのは小学生から社会人7年目くらいまで。

元気に長生きしてくれた雑種犬。このワンコの誕生日が1月11日!

現在のこぎれいなワンコたちと違って外犬育ちで見た目もワイルド。

見た目だけじゃなくホントに野性が顕著に残っていて、家が陥没するんじゃないかと心配するくらい庭中を掘りまくったり、暴れて首輪を外しての脱走回数は数知れず、脱走先で犬や人間にかみついてケガをさせたこともある。苦笑

ちなみに私も高校卒業式の前日にかまれて6針も縫いました。。当時は私を含め家族に犬を飼うための知識をつけようという意識がなく、暴れ犬に育てた飼い主の責任。

決してワンコのせいではありません。

そんな荒々しかったうちのワンコも犬歴13歳を過ぎた頃からさすがに年を取り、穏やかに庭で寝てることが多くなり、ようやく散歩も一緒に歩いてできるようになって、私はこのころのワンコが大大大好きでした。17歳で大往生した際には悲しくて哀しくて、あまりに泣きすぎてもう二度とワンコは飼えないと思いました。あれから20数年が経った今でも老犬が散歩をしているのを見ると、我が家のワンコとリンクして駆け寄ってよしよしとおでこを撫でたくなります。撫でても喜んでるのかよくわからない、ぼぉーっと佇む老犬の魅力。そう、このスローテンションが私にはとても心地よかった。

そしていよいよお散歩もできなくなり、じっと寝ているだけになり時折身体のどこかが痛いのか鳴くのですが、、それでも必死に生を全うしていく姿には心底感動を覚え、今でもしっかり記憶しています。

ワンコを飼われている皆さん、老犬のお世話は大変と思いますが、どうぞ愛おしい時を大切になさってください。